カーボンフットプリント制度を巡る国際動向 (2009年3月末現在)
カーボンフットプリントの取り組みはヨーロッパを中心として、アジア、北米、世界的に広がっており、現在も情報が頻繁にアップデートされている。下図のイギリス・フランス・スイスは実際にラベルを表示した商品が市場に流通している国で、その他の諸国は算定方法やラベル導入を検討中の国を示している。
イギリスでは、世界でいち早く政府が中心となってカーボンフットプリントの算定・表示ガイドラインを策定し、民間企業20社でパイロットプロジェクトを行っている。
フランスでは、現在政府が算定・表示について一般原則を策定中で、まだイギリスほど取り組みが広がっていないものの、環境情報表示に関する法案策定なども並行して進んでおり、今後取り組みが広がる可能性がある。
スイスでは、カーボンフットプリントのトップランナー製品への認定ラベリングを行っており、数値自体の表示はしていない点でイギリス・フランスの取り組みとは異なる。
その他の国でも算定方法の策定などの動きがある。例えば、ドイツでは自主的に民間企業でのカーボンフットプリント算定のパイロットプロジェクトが始まっている。
以下の項目では、イギリス・フランス等、カーボンフットプリント制度に先進的に取り組んでいる国、わが国と特に関わりが大きいアジア、北米などを中心に記述※1する。
※1 その他の国については、別途経済産業省「カーボンフットプリント制度の実用化・普及推進研究会(第3回)資料3 カーボンフットプリント海外調査報告を参照のこと
▼ 海外の動向 (国旗にカーソルを合わせると詳細をご覧いただけます)
イギリスでは、世界でいち早く政府が中心となってカーボンフットプリントの算定・表示ガイドラインを策定し、民間企業20社でパイロットプロジェクトを行っている。
フランスでは、現在政府が算定・表示について一般原則を策定中で、まだイギリスほど取り組みが広がっていないものの、環境情報表示に関する法案策定なども並行して進んでおり、今後取り組みが広がる可能性がある。
スイスでは、カーボンフットプリントのトップランナー製品への認定ラベリングを行っており、数値自体の表示はしていない点でイギリス・フランスの取り組みとは異なる。
その他の国でも算定方法の策定などの動きがある。例えば、ドイツでは自主的に民間企業でのカーボンフットプリント算定のパイロットプロジェクトが始まっている。
以下の項目では、イギリス・フランス等、カーボンフットプリント制度に先進的に取り組んでいる国、わが国と特に関わりが大きいアジア、北米などを中心に記述※1する。
※1 その他の国については、別途経済産業省「カーボンフットプリント制度の実用化・普及推進研究会(第3回)資料3 カーボンフットプリント海外調査報告を参照のこと
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出展:「カーボンフットプリント制度の在り方(指針)」P16~29